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【CiBi D.O.F デッカード・グラス】について語る バージョン違い編 その2 [プロップ・レプリカ]

前回まではブレラン・ファンなら知っていてア・タ・リ・マ・エの話だったが、
デッカード・グラスのバージョン違いとなるとあまり知られていない話だと思う。

今回は無駄に引っ張ってきた話の本題となる、
“バージョン違い”について語らせていただく。

先ずは2つグラスの底を見比べていただきたい。
glass (16).jpgglass (15).jpg
工房の名前が刻印されているのだが、

刻印の濃淡や位置、
さらには字の大きさが全く違っている事が判る。

今度は刻印の部分だけを拡大し、
フォントを見比べて欲しい。

左のグラスには3段で、
glass (8).jpg
“ Arnolfo
di Cambio
hand made in Italy”

右は2段で
glass (14).jpg
“Arnolfo
di Cambio”
となっている。

管理人の私的な考えではあるが 、
3段バージョンの方は大きくやや薄めでボケ気味な印象だか、
2段バージョンは小さくクッキリと刻印されシャープである。

となると技術的な精度が上がった2段のものが最近のバージョンで、
3段バージョンの方が年代的に古いバージョンとなり、
映画で使用されたのは3段バージョンではないかと管理人は推察する。

実際に映画のこのシーンを何度か再生してみたが、
glass (1).jpg
底の刻印までは確認できなかった。
(どなたか判っている方がいたらコメントをいただきたい。)

いずれにしてもこのグラスは実にユニークでモダンなデザインであり、
魅力に溢れているグラスと言える。
glass (6).jpg
ブレラン・ファンじゃなくても、
一度手にしたら忘れられないグラスになるはずだ。

持ちづらく、さらには、飲みづらく重いというネガティブな要素があったとしても、だ。

このグラスで飲みながら実際にブレラン鑑賞をやってみたが、
コレがホントたまらなくイイんだってばお客さん。

ただし、クリスタル・ガラスなので使ったら、
キッチリお手入れをしないと曇ってしまうので注意が必要。
(食洗機はガラス自体が曇っちゃうので絶対NGのようだ。)

ということで、最後はやっぱり、
glass (4).jpg
コイツとツーショットで。
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