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【マルシン UZI SMG】について語る [管理人の戯言]

マルシンUZI SMGモデルガンは発売が1970年代の後半で、
今からなんと30年以上も前に作られた傑作モデルガンである。

とにかくズッシリとくる重さとヒンヤリした金属感、
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ボルトが戻る時の金属同士がぶつかり合う衝撃はプラのガスガンにはない激重な感触だ。

今回は、当時の姿を再現するべく地道にオクを探しまわり、
懸命のレストアでなんとか組み上げた1丁について語らせていただく。

発売から30年経過しているため、
状態の良いものの出品がなかなか見つからなく、

ジャンクに近い状態のものを数個購入し、
一番良いパーツのみを厳選し一つ一つ丁寧にレストアした。

コダワったのはグリップ部分で、
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初期タイプのスチール・プレスのものなんとか入手し、

丸々2日間かけて錆びを落としてリブルー、
タマゴの殻を剥いたみたいにスベスベのピカピカに変身させた。

ストックは電動ガン用のほぼ新品のものも手に入れたが、
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やはり当時にコダワってサビサビのモノを丹念にリブルーした。

ストック同様にマガジンも綺麗にサビを落とし、
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どこから見ても真新しい製品の様になっている。

グリップとマガジン、ストックのブルーイングの濃さを調整し、
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違和感の無いように仕上るのは結構大変な作業だった。

ちなみに金属パーツはビス1本に至るまで錆びや汚れを落とし、
キッチリとリブルーしたのでメンテナンスさえしていれば錆びは今後出てこない。

ちなみに管理人が今回ベースで使用したモデルは、
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82年の6月に製造されたモノで初期型の最後期のモデルと思われる。

フレームは発火済みで汚れとキズが酷い状態だったので完全分解し、
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内部のクリーニングとペーパー掛けでの表面処理は再塗装までホント大変な道のりだった。

塗装を落としてみて気が付いたのはフレームが当時としては珍しいアルミ製で、
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複雑な形状を鋳造で成型しており見事な出来栄えである。

当時は学生の管理人が少し頑張れば買えるリーズナブルな価格で、
グリップ部分がスチールの初期型を所有していた。

しかし、素手で触って長らく遊んでいて、
メンテナンスもあまりしていない状態だったのでスチール部分に錆びが来たため、

リブルー出来る事すらわからなかった時代にタダ同然で手放してしまい、
いろいろ覚えた今となってはとっても残念なコトをしたと後悔していた管理人。

今回、ようやく当時の所有していたUZIを完全再現することがデキて、
uzi (4).jpg
ここ数年の胸のつかえが下りたと言うモノだ。

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